以前もテキストなどで書いたと思うのですが、私はACID7.0というDAWソフトを使用しております。DAWというのは、私もよくわからんのですが、作編曲ソフトだと思ってください。新しい音源と巡音ルカを買った影響で、いろいろと曲を作って遊んでいたんですが、最近になってこのソフトが「メモリが足りんから音源を読み込めないよ!」と文句を言うようになりました。
 私が使っているパソコンは、今から4年ほど前に自作したもので、その当時では上の中ぐらいの性能を目指して作ったものです。積んでいるメモリは2GBで、これだけあればどんなソフトであれすいすい動くであろうと思っていたんですが、時と共にハードウェアが陳腐化するのがパソコンの常なようで、現世代の作曲ソフトでガンガンやるには役者不足だった様子です。
 今はメモリクリーナーソフトをこまめにかけたり、ブラウザやテキストエディタを起動しないで作曲ソフトのみを起動するような小技を使って作曲を行っており、一応は安定しております。しかし、私の曲は6トラックや7トラック、多くて10トラック未満しか楽器を使っていない曲ですので、今後これ以上トラックを増やしそうとした場合には支障が出るであろうことが予測されます。参考までに、東方系のMIDIを落として中身を見てみたところ、使っているトラック数は14程度。同じような曲を作ろうとしたら、音源やエフェクトの呼び出し方を考えないと100%メモリ不足になります。
 実はACIDだけではなく、フォトショップの動作も重いんです。絵を描いて色を塗るたびレイヤーを作っているんですが、ある程度レイヤーが多くなると起動や動作が重くなります。参考書についてくる見本PSDファイルを開くときなども、パソコンにかなり負担がかかるようで、場合によってはマウスポインタが動かなくなったりもします。廉価版のエレメンツを使っていて、機能が一部削られているので軽いのではないかと思っていたんですが、そこは作業ファイルの重さだけが関係する様子。絵を描き始めたころは、よもやこんなに重い作業をするようになるとは考えてもおりませんでした。
 こうなるのも、やはり4年も前のパソコンをずっと使い続けているというのが一番大きな要因のようです。最近のパソコンゲームなども、モノによってはろくに動かなくなっているんじゃないかと思います。私の現時点での最終目標は、前から暖めているアイディアをゲーム化するというものなんですが、そこでパソコンがろくに動かないから作れないなどということになったらあまりにもZAN-NENです。
 じゃあ新しいパソコンを買えばよいという話なのですが、ここ2〜3ヶ月、毎月大きな買い物をして遊び歩いていて、実はお金があまりありません。貯金はあるんですが、こちらは緊急用でして、こんなことで崩すのもなあと思っております。何より、今新しいパソコンを買うとなると、OSはWindows7になるはず。私は2000からXPにするだけでもかなり手こずった人間なんで、ここで7ともなるとまた手こずるんじゃないかなあと、二の足を踏んでしまいます。ツールは早めに買ってそれに慣れておけば、作業のスピードが上がったり効率化が進んだりすると言う理屈自体はわかるんですが、パソコンと言えばやはり10万20万の世界ですから、考えちゃうんですよねえ。言い訳ばかりで、情けない話です。
 とりあえず、新しいパソコンを買うために、毎月貯金をすることにしました。金が貯まった時点で最良と思えるものを、パソコンに詳しい人間に見繕ってもらって買おうかと。最近は無駄に青色のLEDがピカピカ光るような機体も多いみたいですけど、出来ればそういうのはあんまついていなくて、なおかつ静かなものを選ぼうと思います。良い道具を得るためにも、頑張ろうと、そう思います。

 (記載日:2011/9/13)


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