私は、よくレンタルビデオショップを利用します。放映時期を過ぎてしまった作品や、今更ながら見たくなった作品を見るときに、レンタルは非常に便利です。私はレンタルしたDVDのデータをパソコンに落として、後でまた見ることが出来るようにしております。一応、CDなんかはi-podなんかに落として問題ないようですし、この動画も他人に譲渡したり営利目的で販売したりP2Pに流さなければ違法性はないという話で、私は理解して動画を楽しんでおります。
その事件は先日起きました。生データをそのままハードディスクに保存していると、かなり容量が必要になるので、私は圧縮したデータを利用しております。コーデックを使用して圧縮した動画部に、MP3に圧縮した音声を取り合わせて、動画データの出来上がりなんです。その日も圧縮をしていたのですが、パソコンの調子があまりよくなかったんですね。動画の圧縮というのは、データをソフト上でシーンごとに逐次圧縮していくので、ファイルには常にアクセスした状態になっているんです。
そのとき何をしていたかは忘れましたが、いつの間にか動画を圧縮しているソフトがフリーズをしていました。私はそのとき、普通にソフトを強制終了したんですが、それがいけなかった。どうも、ハードディスクの調子が決定的に悪くなったようで、壊れてしまいました。
具体的な症状としては、
1/そのハードディスクを接続したままだとパソコンが起動しない(Windowsロゴが出てから黒画面)
2/後からハードディスクを接続するとディスクアクセス系のプロセスが全死亡(ディスクの管理やハードディスクのプロパティが見られない、外すと復活)
3/ハードディスクを起動してしばらくすると、読み書きをするときの「カタタタ」という音が定期的に鳴る
というものです。
この症状で徹底的に調べた結果、どうやらハードディスクの磁気ディスク自体にダメージが行ったというより、基板やファームウェアがおかしくなった様子です。ここらがおかしくなると、この症状が出るとかなんとか。あなおそろしや。
前述の通り、中にはいろいろな映画のデータが入っているわけです。また借りてくるとなると、かなりの金額になる。ということで、なんとか自力でデータを復旧できないか試すことにしました。方法としては、ハードディスクの基板を交換するというのが良いそうです。ロットなどが違うと、とたんにお釈迦になる可能性もある諸刃の剣ですが、ハードディスクレスキューの会社に頼むよりはよほど安いため、試してみることに。現在、交換用のハードディスクを注文して、到着待ちです。これで修理出来るといいんですが…。
いやしかし、低いとは言え、治る確率があるだけでも心持ちが違いますね。男は度胸、なんでもやってみるもんです。まだやってませんけど、上手く治ったらまたここで報告しようかと思っています。
(記載日:2009/9/8)
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