異様に、ある曲が耳から離れなくなること、あると思います。特に、忙しかったりせっぱ詰まってたりするときに聞いている曲は、なかなか忘れることが出来ません。私は今がちょうどその状態でして、作業をしながらかけているBGMが、頭から離れなくて困っております。その昔、「花と太陽と雨と」というゲームがありまして、そのゲームの中で名曲クラシックをアレンジした楽曲が多数使われていたんです。最近、このゲームを知りまして、BGMのセンスの良さに感激して、ニコニコ動画などでサントラを探して作業用BGMにしておりました。クラシックは作業をしているときも、耳の邪魔になりませんので、最初はとても感じがよかったのですが、だんだんと頭に残るようになりはじめ、夢の中ですら曲がかかるような状況に…どこかで「好きな物 嫌いになるまで 食べる馬鹿」という川柳を見ましたが、まさにその通りです。
飽きるたび、ころころと曲を変えてきましたが、やはり歴代で耳に残る曲があります。特に、リズム天国のリミックス系は耳に残りましたね。小さなパートがいくつも連なって一つの曲になっていると、そこまではいいんですが、どれもこれも特徴的な曲だからか、耳に異様に残るんです。しかも、途中で別の曲にチェンジを繰り返すもんだから、順番がバラバラになって、脳内が無茶苦茶んなります。最初の曲と最後の曲だけは間違えなかったんですが、他はぐちゃぐちゃになって、これも一時期夢に出ました。こういうのを洗脳とかすり込みって言うんですかね。
ここまで書き出してみて気づいたんですが、私の脳に残る曲は、ゲーム曲が多いような気がします。以前、ドラゴンクエストへの道という漫画で、初代ドラクエを作るまでのメイキングを読みました。その中で、作曲を担当された作曲家、すぎやまこういち氏が「ゲーム音楽は流行曲と違って、何度も聞く上で飽きないものにしなければならない」という意味のことを言っておりました。実際、ドラクエ1の作曲は、バロック音楽を基調としたクラシック系のものらしいです。クラシックは、長い間人に聴かれ、残り続ける音楽の定番だから、という話もあったと思います。この理屈で言うと、一発でインパクトがあって、耳に残る様々な曲達は、ゲーム音楽というよりは流行曲のたぐいになるのかも知れません。最近は販売されるゲームも増え、おとなしい曲ばかりでは目立つことも出来ないからなのでしょうかね。
さて、閑話休題。もう少しで、忙しい盛りを抜けると思います。ですが、全然小説を書き溜めていないため、更新はまた開くと思います。大変申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
(記載日:2009/2/28)
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