また忙しくなってまいりました。不況不況と言っている中、忙しいだけまだマシなのかも知れませんが、少々詰んできて困っております。そんなわけで、自炊もあんまり出来ていない状況、さらにはテレビなども最近はあまり見られていなかったんです。別に必ず見たくなるような面白い番組があったわけでもなし、特に気にもしていなかったんです。
 が、つい先日。久々に飯喰いながらテレビ見てたら、右上のところにうっすらと文字が入ってるんですね。アナログって。なんのことかと思えば、これは要するに、アナログ放送を現在行っていますよというお話のようです。そんとき、映画の暗いシーンかなんかだったと思うんですが、真っ暗な中に右上のアナログが目立ってしょうがない。白くてうっすら。幽霊か何かのように、ずっとそこにいるわけです。地上派がデジタル化することに向けての話なんでしょうが、あの表示、スイッチか何かで消えるようにならないんですかね。画面表示ボタンを押したら消えるとか、ないんでしょうか。DIVXですら、時間経過で消えていくと言うのに、アナログはどう頑張っても消えないんですよ。なんというか…目の上のたんこぶと言いますか、個人的には少々うっとおしいわけで。某大学のオープンキャンパスに遊びに行ったとき、ユスリカが延々と頭の上を飛んでいたことを思い出しました。
 地上デジタルになると、画面の比率が変わりますよね。4:3が16:9に変わるんだったと記憶しております。新しく撮影する番組は、元から16:9で製作されるから、問題はありません。が、しかし。従来までのテレビ番組は、どうなるのでしょう。調べたところ、PSのゲームをPSPに移植するときの話を、聞きかじりました。曰く、元のデータを大きくして左右を足すのは非常に難しいし、物によっては不可能なことがある。なので、上下のデータを少しブッたぎって、上手く比を調節するそうです。そのせいで、元の画像より情報量が少なくなってしまうと。他にも、4:3を左右に引き延ばし、無理矢理16:9に変換するという方法もあるようで。どちらとも、元のデータから見れば、イレギュラーな出来になっております。
 さすがにこんなことを続けると苦情が出るでしょうし、テレビ局も考えて番組を編集するとは思います。思うに、洋画なんかを放映するときに上下に黒いデッドスペースを入れるように、今度は左右に黒いデッドスペースなんかを入れるのがいいんでしょうね。でも、デッドスペースではもったいないからということで、左右に字幕を入れる枠を作るとか、デジタル用のGUI表示パネルとかがデータ的に作られるようになるのかも知れません。番組を途中から見始めた人でも、その番組のデータを瞬時に取ってこれる。そんなの、いいですよね。公式サイトに繋がるとか、前回までのあらすじがテロップみたいに流れるとか。せっかくデジタル化するんならば、それぐらいになることを期待しています。で、出来ればデジタルとかアナログみたいな表示も消して、録画するときも機器で4:3と16:9を選べるようになればいいですね。

 さて、冒頭でも少々述べましたが、これからかなり忙しくなります。正直、この忙しいスパンは、いつ終わるか見当もつきません。当ウェブサイトも、懸命に更新するつもりではありますが、もしかすると長いスパンが開いてしまうかも知れません。ご了承ください。

 (記載日:2009/1/26)


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