こんなことで喜ぶのもおかしいのかも知れませんが、4月18日にWEB拍手を見たところ、1件の拍手が入っていました。それまでは私自身がテストで入れた拍手しか入っていなかっただけに、このサイトを閲覧してくださるお客様がいると思うと、とても嬉しくなりました。ちょうどその日、新作「おーばー・ざ・ぺがさす」をアップしたので、そのお客様はもしかすると、ぺがさすを読んでくれたかも知れない。そう思うだけで、嬉しくなります。ありがとう、本当にありがとう。あなたのくれた初めての応援は、私の中に染み込み、勇気をくれました。これからも精進して行こうと思います。
実は今回言いたかったのはこれだけなんですけど、これではあまりにチラシの裏なので、少し物語を書く時の話でもしましょうか。
ここでカミングアウトをしてしまいますと、私は「物語の中での恥ずかしさ具合が大きいほど、書いていて楽しい場面」だという法則を持っています。こんなこと晒すものではないのでしょうけど、そうなんです。
例えば、男性と女性がいちゃつくシーン。ただいちゃつくだけじゃ書いても面白くはないんですが、思わせぶりなことをちょっと入れたりすると、俄然楽しくなります。ぱっと浮かんだものを書きますと、「男も女もお互いに好きだけど、お互いの好きにズレを感じている。男は鈍感だから気が付かないけど、女がそれをそっと修正するように、自分の心を数割り増しで男に伝える。逆に男は、そんな女が無理していると感じ、優しく受け止める」といったような。いえ、単なる思いつきなので、こういう話を書こうとか、どっかからパクってきたとか、そういうことはないですけど。
シャドウレオパルドも、本来はかっこいいシーンが書きたくて、書き始めたものです。そういうワンシーンを書いてると、充実感と言いますか、作品を作っているという実感が湧きます。ある意味で、これは「見せたい厨」なのかも知れません。読んでいる方としては、「さすがにこれは引くわ、ありえない」と言うことがあるかも知れないですけれど。
現在アップされている、シャドウレオパルドとおーばー・ざ・ぺがさす。どちらも、「書いていて恥ずかしい、そして書いていて楽しい」という部分を多分に入れた物になっています。読んでいてイタいと思うところもあるかも知れないけれど、そこはそれ、「こいつ書いてて楽しいんだろうな」と思っていただけると嬉しいです。
寝る前に書いたので、乱雑なテキストになってしまいました、ごめんなさい。夢の中に獣人を見ることを望みつつ、今日はこれでおやすみなさい。
(記載日:2007/4/19)
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