最近は、2ちゃんのコピペやスレを扱うブログも増えました。リアルタイムであちこちのスレを徘徊するわけには行かないんで、面白そうなところはまとめやブログ関係で見るようにしております。リアルタイムで参加したかった、と思うスレもたまにはあるんですが、それを後で読むだけでも面白いですね。ゲーム系統のスレッドとか、よく「あるある」などと言ってしまうものばかりで。SFC時代はすごかった、などとえらそうに懐古したりもしております。
 こういうブログは、長い小説なんかが載ってるわけでもないんで、ちょっとした暇を潰すにはとても最適です。新着の記事はほぼ読み尽くしてしまったときには、リンクから他の所に飛んだりもします。いや、世の中にはよくこんなに面白いことを思いつく人間がいるなと。小説を書いている私ですが、自分が拙いということが、よくわかるものばかりです。クロスオーバー系の二次創作小説がよくありますが、地分がほぼなくて台詞と効果音だけでも、面白い話は本当に面白いです。小説というよりは、テキスト、または口述のお話に近い感覚ですね。実は、ストーリーテラーとして一流の人間が揃ってるんじゃないでしょうか。オリジナルもいいけど、二次創作もいいですよね。今度、久々に何か書いてみようかと、触発されてしまいました。

 そんなコピペブログですが、ちょうど先刻、新着記事を読み尽くし、リンクを漁っておりました。そのブログは、カテゴリーに感動系やギャグ系などの分類がされており、好きな系統の記事を見ることが出来る場所だったんです。いつもは笑いたい気分だったんですが、最近の雨のち晴れとかいう、湿度と気温の嫌がらせとしか思えない気候に少しナーバスになっていたので、泣ける系統というカテゴリーに飛んでみました。
 結論から言うと、泣きました。本当に。比喩でなく。世に盗人の種は、という句がありますが、世に悲しみの種は尽きまじ、といったところでしょうか。人間の普遍的な感情として、悲しみとか怒りとか、敵愾心とか恋愛とかがよくあげられますが、こうまでダイレクトに悲しみの心を打たれたのは久しぶりです。
 私はあまり悲しいことが好きな人間ではないので、悲劇系の映画や漫画などは視聴しないようにしております。せめて創られた話の中なんだから、少しは楽しくてもいいじゃないか、というのが考えです。だから、救いがなかったり、泣けてしまう話はあまり書かなかったんですが、このカキコ達を見て、ものすごく刺激を受けました。今まで自分の中になかったいろいろなものを、垣間見た気がしましたよ。今はおーばー・ざ・ぺがさす1本にほぼ絞っていますが、いろいろなもの、ストーリーを書けなければ、趣味としても中途半端に終わってしまうのではないかと。
 そこで、少しずつ時間を割いて、短編をメモ程度に書いてみることにしました。それをストーリーとして作り上げることは出来なくても、そういったメモ書きで自分が高まることもあるでしょうから。もしかすると、サイト上にアップするかも知れませんが、そのときにはどうぞよろしく。

 最近、また忙しくなってまいりました。ホームページの更新が開くかも知れません。ご了承ください。

 (記載日:2008/7/11)


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