つい先日、久々にゲームセンターに行きました。友人数名も一緒だったのですが、一人の友人がぽつりと言ったんです。「このゲーム、初見には優しくないね」と。ちょうどそのとき、私はナムコ社製の大型筐体アーケードゲーム「タイムクライシス4」をやっていたんですが、彼の言葉を聞いて考え直してみれば、確かにそうなんです。
 タイムクライシスシリーズは、皆様も御存知かも知れませんが、ガンコン使用のガンシューティングゲームです。同系統のゲームとして有名なものとしては、ハウスオブデッドやバーチャコップ、デスクリムゾンなどがあります。4は装備武器の切り替えや2〜3方向戦などの要素が追加されており、確かに初見には厳しいゲームかも知れません。ペダルを踏んで物陰から出て攻撃、ペダルを離して物陰に隠れてリロードという操作も、腕だけ使うゲームをやり慣れている人には厳しいでしょう。
 そして考えていくうちに、別のゲームでも同じような現象が起きていることに気が付きました。例えばビートマニアやダンスダンスレボリューション。私は両者ともとても好きで、あちこちでしていたんですが、ともかく下手です。それでもまだ簡単なランクの曲をプレイしていたので、それほど苦でもなかったんですが、最近は難易度の上昇が激しいようで、プレイできる曲が見あたらなくなってしまいました。また、インターフェースもだいぶ変わったようで、どうするかわからないうちにおかしなコースを選んですぐに失敗する、というパターンが起きました。ドッグオブベイ(※1)をクリアしたこの身でも太刀打ちできんのか、と嘆いた覚えがあります。逆に言えば、太鼓の達人やポップンミュージックなどが初見向け、大衆向けゲームとして確立してしまった今、それに真っ向から対立するようなゲーム展開を作るのは難しいんでしょうね。
 もう一つの特徴として、最近はネットゲーム系統が増え、普通のアップライト型筐体が減ってきたような気がします。麻雀格闘倶楽部やクエストオブD、ダンジョンマスターといったタイトルの看板はよく見るんですが、普通の筐体はそれこそレトロゲーム扱いで安いクレジットだったりしますし、探しても置いてなかったりします。それだけに、バトルバクレイド(※2)やダイナマイト刑事2、メタルスラッグ3なんかを見つけたときは、狂気乱舞でした。最近は派手で見目を引いたり、カードを作って長く遊べるものが人気なんでしょうね。ちょうど数ヶ月前にむちむちポークやオトメディウスといったゲームが出ましたが、未だにこれらは人気があるようで、ゲームセンターに行っても人がいてプレイすることが出来ずにおります。
 もしインカム(※3)無視でゲームを作っていい、と言われたら、私はガンシューティングゲームを作りたいですね。武器はハンドガンとボム(グレネード)、状況に応じてショットガンやマシンガンを入手することが出来る。主人公は男と女で獣人、敵も人間や獣人から機械まで。世界観としては、シャドウレオパルドのような、宇宙人と既に交流がある未来で、サイバーパンク的な何かが欲しいところです。サイバーパンクなんですから、敵は巨大企業とか。敵は雑魚なちんぴらから重装兵、ロケット兵、ナイフ兵、巨大二足マシン、戦車、飛行機、アンドロイドなどでしょうか。ステージは大体5面編成で、時には高速移動ステージ、時には空中戦など、スピード感を大事にしたいところですね。3Dでゲームを作製できるようになればなあ…もしそういうことをする機会があれば、勉強したいですね。

(※1ドッグオブベイ:PS2の、リアルな犬獣人が踊りまくる音ゲー。ゲームとしてはあまりよくないが、キャラの魅力や曲のクオリティが高い)
(※2バトルバクレイド:バトルガレッガで有名なライジングの弾幕シューティング。プロペラ機がべらぼうに弾をばらまく、それなりに高難度なシューティングとなっている)
(※3インカム:アーケードゲームにお金を入れること。たくさんお金が入る筐体は「インカムが高い」と比喩される)

 (記載日:2007/12/14)


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